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研究室の日常

特に卒業研究や大学院の研究で研究室選びをする3年生、学外の学生及び社会人、大学選びをする高校生を主な対象として、日常の教育や研究活動について紹介します。

<4月>

  • 3月に卒業研究の研究室配属を行い、そこで配属が決まった4年生を迎えます。このグループには大学院進学希望の学生2名、就職希望の学生2名の計4名を受け入れています。
  • 4月第1週目に院生と4年生の初顔合わせのミーティングを行います。その後、4月半ばごろまでに4年生の歓迎会を行います。

 研究グループの4年生歓迎会

 

  • 週間定例行事の日程を決めて、研究活動開始です。我々のグループの定例行事は以下の通りです。
    • ミーティングと論文紹介(週1コマ):研究の進捗状況の報告と各自の研究テーマに即した英文論文の紹介を1週ずつ交互に行います。ミーティングと論文紹介が終わった後に、院生と4年生全員で研究室の掃除を行います。
    • 院生勉強会と4年生専門英語(週1コマ):院生と4年生が合同で光学に関する英文テキストを輪読します。
    • 4年生勉強会(週1コマ):波動光学、光物性、測光量と色に関する基礎を日本語のテキストで輪読します。
  • 4年生のテーマは大学院生の研究の進捗、共同研究の進捗、新しい共同研究やプロジェクトの受け入れ、4年生のテーマの希望を踏まえて前期が終わるころまで(大学院進学の人は大学院入試の面接前)に正式決定します。その間、4年生には電子線描画装置とAuスパッタ装置を用いたものづくり、非接触膜厚計を用いた膜厚測定、電子線描画装置で作製した試料の反射・透過特性評価の実験を行ってもらい、テーマが与えられたときに1人でスムーズに研究に取り組めるよう、最低限必要な技術のトレーニングを行います。

 

<5月~9月>

  • 連休前後に院生の人に1~4月の研究成果のまとめの発表を行ってもらいます。これは4年生への各自の研究紹介を兼ねて行います。
  • M2と4年生の就職先が4月下旬以降順次決まります。
  • 院進学の4年生は、研究活動と並行して大学院入試の勉強を行ってもらいます。
  • 8月上旬(夏休み前)に院生の4~7月の研究成果のまとめの発表、4年生の前期研究トレーニングの成果発表を行います。
  • 8月下旬に大学院入試があります。
  • 8月末ごろにM2の修士論文中間発表があります。これを行わないと、修士論文提出資格が得られません。

 修士論文中間発表の様子

  • 9月中旬頃に応用物理学会秋季学術講演会があり、一部の院生に成果発表をしてもらいます。
  • 9月末頃にはM2と4年生の進路、4年生の卒業研究テーマが決まり、進路決定のお祝いと10月からの研究の本格開始を祈念して飲み会を行います。

 9月の飲み会の風景

<10月~1月>

  • 後期も引き続き前期と同様週3コマの定例行事を行います。
  • 院生には学会発表や国際会議発表をしてもらいます。(日本光学会年次学術講演会、電子情報通信学会光エレクトロニクス研究会、各種国際会議など)
  • M1には工学研究科ナノサイエンス・ナノテクノロジー領域で開催される国際シンポジウムで発表してもらいます。(A4 2ページの英文での予稿書き、2分の英語によるショートプレゼンテーション、英語によるポスター発表)
  • 12月下旬に9月~12月のまとめの発表をしてもらいます。
  • M2の学生と修士論文の題目案と目次案の相談を行います。
  • 大掃除と忘年会を行って、年末を締めくくり、新しい年を迎えます。1月に入ると修士論文の執筆が本格化します。

 まとめの発表の風景

 忘年会の様子

<2月~3月>

  • 2月中旬~3月上旬頃に、M2は修士論文発表会、4年生は卒業研究発表会で各自の研究成果を発表し、修士論文、卒業論文をまとめます。
  • 2月下旬に3年生向けの卒業研究テーマ説明会と研究室見学会があります。研究室見学会は4年生の学生に研究グループの紹介や実験室見学を行ってもらいます。別の日に元垣内が詳しくテーマ説明や研究室での過ごし方などを説明します。
  • M1は3月に応用物理学会春季学術講演会で発表してもらいます。
  • 学位記授与式 元垣内から卒業生にお祝いの贈り物があります。お楽しみに。

 卒業研究テーマ説明会(概容説明)

 卒業研究テーマ説明会(実験室見学)

 修士論文発表会

 卒業研究発表会

 学位記授与式の風景

 元垣内から卒業生への贈り物

 

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